笹ヶ瀬川河口部で、大量の漂着ごみ、一掃しました!

 3月23日(水)午前中に、「河口部に散乱する大量の漂着ごみ 海上災害防止機材を用いた一掃作戦! in岡山県 笹ヶ瀬川」(主催:日本財団、共催:岡山県)が催され、本校から1年次生4名、2年生10名、教員2名が参加しました。日本財団 笹川会長、伊原木岡山県知事とともに、100人以上の参加者で笹ヶ瀬川河口部の清掃活動を行いました。
 背丈よりも高い葦の中を果敢に分け入り、ビンやカン、発泡スチロール、ペットボトル、コンビニのおにぎりの包み紙、スナック菓子の袋など様々な漂着ごみ、ポイ捨てされたであろうごみを、90分程度かけて回収・分別していきました。中には、大きなバスチェアや布団(!?)まで捨てられていて、「こんなごみが笹ヶ瀬川から瀬戸内海へと流れて行っていると思うと非常に怖い、とても大変なことだ」と感じました。また、捨てられた空きカンの中にタバコの吸い殻がぎっしり詰められていて、中から簡単には取り出せなくて、「これではリサイクルできない…」と思いました。
 きちんと分別して正しく捨てていけばまた再生されていくのに、「捨てに行くのが面倒くさい」「中まで洗って分別するのが手間だ」などと思ってポイ捨てされている状況が大変残念なことです。しかし、普段は気が付かれず、もしくは気づかれないよう見て見ぬフリをされてしまっているごみたちが、風に飛ばされて川や海に流れ着いてしまい、生態系や環境を狂わせることにつながる、と改めて考えてみると、自分たちの意識を改めなければならないなぁ、と思え、とても良い経験ができました。
 次回は、4月24日(日)に、香川県坂出市 与島と櫃石島でのクリーン大作戦に大勢の生徒が参加する予定です。この経験を通じて、我々がお世話になっている「海の街 玉野」を考え、普段の自分たちの生活についても、考えていってほしいと思います。