日別アーカイブ: 2022 年 6 月 2 日

令和4年度 芸術鑑賞会

6月1日(水)に、3年生と1年1・2組は3・4限目に、2年次生と1年3・4組は6・7限目に分かれて、令和4年度の芸術鑑賞会を行いました。

昨年度は感染症の影響で残念ながら中止することとなった芸術鑑賞会でしたが、今年度は『パーカッションアンサンブル音工房』さんをお招きして、様々な打楽器の音色を息のあったアンサンブルで聴かせていただきました。

5名のメンバーでたくさんの打楽器を操る音色や複雑なリズムを奏でる手元に注目して鑑賞していると、

「今日は、みなさんも楽器を準備してきてくれていますよね?」

という一言にキョトンとする生徒。

手拍子や足踏み、身体を使って演奏に参加することができるということで、生徒も自前の楽器を鳴らしてリズムアンサンブル体験をしました。

また、アフリカの楽器に触れることができた生徒もいました。

コロナ禍でも楽しめる、一緒に演奏してみたくなる、そんな時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

最後に、生徒を代表して、生徒会副会長 2年 濱中香帆さんと、書記 2年 西 紗花さんが、御礼の言葉と花束を贈りました。

【生徒の感想〜(感想文より抜粋)〜】

・パーカッションという言葉は聞いたことがあったけれど、身体で感じることが初めてできました。私が印象に残っているのは皆さんの笑顔です。演奏している皆さんが何より楽しそうでいつも笑顔で本当に音楽が好きなんだなと感じました。手拍子などで参加できて楽しかったです。

・打楽器は誰でも簡単に音を出すことができる楽器ですが、それゆえに美しく響きのある音を出すのはとても難しい楽器だと僕は思っています。打楽器それぞれが持つ音を最大限生かした音にはとても興奮しました。

・私達もサンバのリズムに手を使って参加しましたが、音工房の方たちが奏でる音を聴きながらリズムに乗るのがとても楽しかったです。打楽器の迫力ある音や体の底を揺らしてくるような力強い演奏をまたどこかで聴きたいと思いました。

・芸術鑑賞会が6/1にあると知ってずっと楽しみにしていました。生で演奏を聴いてみてい予想していたものよりも、音楽は聴いている人と演奏している人の感情を動かし、表情を豊かにして、そこにたくさんの拍手が加わることで作られていて、音楽はより発展していると思いました。

・体育館に直に伝わる振動で、胸の奥から熱くなりました。最後の自分の身体で演奏されたボディーパーカッションはみんなで楽しく遊べそうです。

・私はあまり音と触れ合うことがなかったので、興味を持てるか不安でした。しかし、実際音と触れ合ってみると、すごい迫力だし、自然に聞き入ってしまうほどすごかったです。もっと音楽に触れたいと思える時間をありがとうございました。

与島・櫃石島 海ゴミクリーン大作戦

(投稿が滞っておりました。申し訳ございません。)

4月24日(日)、香川県坂出市与島、櫃石島の両海岸での「クリーン大作戦」(主催:NPO法人グリーンパートナーおかやま)に、本校2・3年生 計45名が参加しました。 あいにくの雨模様でしたが、午前中一時間半かけて海岸に大量に漂着しているペットボトルや発泡スチロール、食品容器、廃棄家電などといったごみを回収しました。与島の方はゴミの量が多すぎて集計が間に合っていないとのことですが、櫃石島の方だけで、可燃ゴミ 約90袋で約220kg、不燃ゴミ 約170袋で約320kgのゴミがあったそうです。  午後からは、与島会場と櫃石島会場とをオンラインで繋いだ「報告・意見交換会」が開かれ、環境省の方や日本財団の方、地元で清掃活動してらっしゃる方々からのお話を聞きました。特に印象に残ったのは、「海はつながっている」「現状を『知る』ことで他の人たちにも話をして、『関心を持つ』ことを通じて、自分たちができることから『行動する』ことで、自分たちの生活・将来を『選ぶ』ことが大切なのだ。」ということでした。  帰る際に、ある女子生徒が言った、「清掃していく中で、大量のレジャーシートや釣り用のルアーやテグス糸があって、流木に巻き付いてさらに堆積した砂に埋もれていたのを回収しようとしたけれど、すべて回収しきれなくてマイクロプラスチックの原因物質を残したままで帰ってしまうことが本当に残念です。」という言葉がとても印象的でした。  前方を海、後方を山に囲まれた、「自然を大切にする玉野高校」として、今後も様々な場面で、「海ゴミ」に関わる活動をやっていきたいと思います。 ※ちなみに、与島会場では、お昼休みのイベントとして、本校教員 藤田学教諭と モデルロケット班の生徒で、モデルロケットの打ち上げを行いました。