第92回全国高等学校野球選手権岡山大会 準々決勝の結果です。
7月23日(金) 倉敷マスカット球場 対 興譲館高校
興譲館 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
玉 野 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
バッテリー: 仲前 ー 三村
2年ぶりのベスト4をかけた準々決勝、相手は好投手を要する興譲館高校との一戦。
玉野の先発は今大会初先発のエース仲前。興譲館の攻撃を初回、4回と先頭打者の出塁を許すも、無失点で切り抜ける上々の 立ち上がりを見せる。
4回裏玉野は、一死後2番發知が死球で出塁し、続く高岩の一塁ゴロで二死二塁のチャンスを迎える。ここでここまで絶好調の4番田村が中前安打を放つが、二塁走者發知が本塁で刺され先制のチャンスを逃す。
その後、玉野の投手仲前、興譲館の2番投手の好投もあり、無得点のまま終盤を迎える。
7回表興譲館の攻撃、安打の走者を二塁に置き、6番打者に二遊間を抜かれる安打を打たれ、絶体絶命のピンチ。打球は今大会怪我に苦しんだ中堅手飯田丈のもとへと転がる。飯田丈からの好返球と捕手の三村の体を張ったブロックで本塁タッチアウト。玉野の堅守が光った。
7回裏、玉野は一死後田村の右前安打、三村の犠打で二死三塁のチャンスを迎えるも後続が続かず無得点。
8回表興譲館の攻撃、2四球などで得点圏に走者を送るが、投手仲前が踏ん張り得点を許さない。
8回裏、玉野は先頭の岡崎の左前安打、唐下、仲前の犠打で二死三塁のチャンスを迎える。、しかしここでもあと一本が出ず、0-0のまま9回へ。
9回はお互い走者を二塁まで送るが、投手が粘り両者無得点。息詰まる投手戦は延長戦へと突入する。
延長10回表興譲館の攻撃、先頭打者の打球は遊撃手後方への飛球となる。これが遊撃手と左翼手の間に落ち無死二塁となる。この後、四死球、犠打などで一死満塁のピンチを迎える。ここで2-2から相手にスクイズを決められ、1点を奪われる。さらに内野安打で2点目を入れられる。
玉野はその裏、勝利を信じて攻撃するが、最後の打者である代打松岡が右飛に打ち取られゲームセット。
玉野高校野球部の熱い夏が終わった。仲前は122球の熱投も最後に力尽きた。打線も好機にあと一打が出せず、ベスト4の壁を越えることはできなかった。
ここまで多くの方々のご声援をいただき、本当に有り難うございました。みなさまのご声援のおかげで選手たちはここまで立派に戦うことができました。野球部員一同感謝の気持ちで一杯です。
3年生にとっては最後の夏になりましたが、この意志を受け継ぎ、また1、2年生がこの秋に向けてこれから精一杯努力して参りまので、これからも熱い応援をどうぞよろしくお願いします。