6月30日(火)6限目に、3年次生が学校設定科目「表現研究」の授業で狂言の発表を行いました。4月に、まずは狂言の歴史や知識について知ることから始まった狂言の講座。狂言を見たことがない、どのようなものか知らない、といった生徒が大半の中、「玉野しおさい狂言会」の方々にご協力いただきながら、狂言ならではの所作や言い回しに時に苦戦しつつ、玉野市が舞台の狂言「しおさとのシーボルトさん」の練習を重ねてきました。
その集大成として行われた発表会には、保護者の方や地域の方、他の授業を選択している生徒たちなど、約20人のお客さんに足を運んでいただけました。普段の練習と比べ、表情からは大きな緊張がうかがえましたが、本番用の衣装はとてもよく似合っており、それぞれの役柄の特徴や自身の見せ場を意識しながら最後まで演じきりました。
上演中は笑いが起きる場面もあり、終演後は観客の方たちからのあたたかな拍手に包まれました。無事本番を終えた生徒たちからは、「緊張して台詞がとんでしまったが、楽しく演じることができた」「今回初めて狂言に触れたが、良い機会だったし、面白かった」といった、前向きな感想が多く聞かれました。
狂言の練習を通して他者と交流することの喜びを実感するとともに、表現するために殻を破り、授業を重ねるごとに変容していく生徒たちの様子が見られ、非常に実りのある豊かな時間となりました。


