3年次生 総合的な探究の時間「手話講座」

11月15日(水)7限、3年次生の選択者を対象に、藤原 修 校長による手話講座が行われました。
かつて岡山聾学校で教頭として勤務経験があり、生徒たちとコミュニケーションを取るために、一生懸命手話を覚えたとのことでした。
聴覚障害を扱ったドラマや小説の紹介から始まり、「伝音性難聴」と「感音性難聴」の違いや補聴器を使用した時の音の聞こえ方など、聴覚障害に関係する詳しいお話を聞くことができました。

講座の後半では、実際に手を動かしながら手話の練習を行いました。「おはよう」や「はじめまして」などの簡単な挨拶や、指文字で50音を表す方法を知ることができました。また、聴覚障害のある方との接し方について、顔や口の動きがよく見えるようにはっきりしゃべる、逆光を背にして話さない、書くことと聞くことの時間を分けるなど、新しい気づきがありました。

今回の講座では、聴覚障害についての理解が深まっただけではなく、日頃の他者とのコミュニケーションの仕方についても見直すきっかけともなりました。今日の学びを、これからの生活にも生かしていきましょう!