男子バスケットボール部 春季県大会結果報告

4月23日に、津山東校等学校にて行われました春季県大会の結果をお知らせします。対戦相手と結果は下記の通りです。

対水島工業高校(63-83)●

以前より目標としてきた県ベスト8がかかった重要な試合でしたが、皆の奮闘もむなしく、残念な結果に終わってしまいました。
津山という慣れない地、重要な局面を迎えたことによる緊張感なども重なり、試合前の選手達の口数は少なくなっていました。しかし、試合直前のベンチでは、「いい試合じゃない。勝つ試合をするんだ。」という声が選手達から聞こえ、非常に頼もしさを感じられる形で試合に臨むことができました。
序盤、ディフェンスがうまく機能したことと対戦相手のファールが続いたことにより、よい流れで試合を運ぶことができていましたが、手にしたフリースローを思うように決められず、試合展開に見合わない両チーム同点で第一ピリオドを終えました。
すると第二ピリオドには、逆にこちらがファールを重ねてしまい、徐々に試合の流れは対戦相手の側にいってしまいました。それでも何とか食らいついて10点差をキープし、第三ピリオドへ。
第三ピリオドでは、途中追い上げる局面も見られました。そのままの勢いで行けば逆転のチャンスは十分にあるように思われましたが、なかなか点差を詰めることができずに第三ピリオドを終えました。
逆転の可能性を託して迎えた第四ピリオドですが、4ファールの選手が二人となってしまい、勢いのあるディフェンスをすることがなかなか困難な状況に立たされてしまいました。その後、退場者を一人出しながらも、選手達は最後まで死力を尽くし、勝利を信じて走り続けましたが、残念な結果に終わってしまいました。
試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く中、井上が放った3ポイントシュートが相手のファールを誘い、三本のフリースローを得ました。相手選手が自陣に退くなか、井上以外の選手達が一心にフリースローの成功を願い、井上に声を掛けていた姿は、非常に美しくありました。

展開によっては、十分に勝利の可能性を感じることのできた試合でした。試合後の反省では、フリースローを着実に決める必要があることが大きな課題として挙がりました。すでに選手達も、次回大会こそはという思いで気持ちを高めています。どうぞ今後とも、生徒達への温かい声援をよろしくお願いいたします。