高校生のための文化講演会が開催されました

  

講演する三宮先生
三宮先生

 6月26日、集英社様・山陽新聞社のご協力で、財団法人一ツ橋文芸教育振興会主催のエッセイストの三宮麻由子先生による文化講演会が開催されました。

 三宮先生は幼いときに視力を失われ、「scenless」としての大変ご苦労の多い人生を歩んで来られたのですが、その大変さよりも、scenlessであるからこそ健常者には経験できない多くの貴重な経験を積まれたことを中心にお話くださいました。

 光を失っても、その代わりに得るものが多かった人生を振り返られ、人気TVドラマ「相棒」では、紅茶を注ぐ音を聞いただけで、それが熱い紅茶ではなく冷たい液体を注ぐ音であることが分かるといった興味深いエピソードをお話しくださいました。

 お話の最後は、ユニバーシティ(普遍性)とダイバーシティ(多様性)の大切さを教えてくださり、生徒たちも深く感銘を受けたようでした。

 三宮先生、本当にありがとうございました。

 なお、集英社様からは集英社文庫100冊のご寄贈をいただきました。

 本当にありがとうございました。